色と健康は関係があるのでしょうか?例えば緑の色の多い部屋と赤の色の多い部屋に長時間居る事を想像してみてください、一般的には緑の多い部屋にいた方が落ちつくのではないでしょうか。落ち着いてリラックスできるという事は自律神経の副交感神経が優位になる事で、実際に体の中で神経やホルモンなどの環境に変化が起きているわけです。目で見た色によって脳は反応し体内環境に変化が起こる。血圧などもそうですね、白衣高血圧というのは有名ですが、医師や看護師さんの白衣の方の前で血圧を測ると必ず高い数値になってしまうそうですが、この場合は白色にある種の緊張感を感じてしまうのでしょうか?ただ、白というのは病気の人や弱った人にとって悪い色では無いようです、むしろ良い効果もあるといわれます。
日ごろ仕事などで疲れた時などは緑や茶色、水色などなるべく自然を感じる色使いが心身の癒しになるかもしれません。実際の森林浴を行う事で免疫力が高まるという話もあります、色によってなるべく自然に近づけて森林浴気分を味わうのも効果がありそうですね。最近はCDで鳥の声や虫の声などもありますのでそういったものも組み合わせるとよりリラックスできるかもしれませんよ。
色というのは決して馬鹿に出来ないと感じます。日ごろの服装や持ち物、部屋の配色など自分の心身への影響力を意識して使いこなすべき要素ではないかと思います。