‘本を読んでみて’ カテゴリーのアーカイブ

植物油を考える

2013年8月6日 火曜日 投稿者:nobu

最近〝本当は危ない植物油”という書籍を読みました。長年薬学分野で研究された方の本で、植物油の種類別にこれまでの論文などから問題点や逆におすすめの油などまで、消費者が知っておくべき内容だと感じた。

今まで食事の内容に関しては、色々な種類の野菜を多くとる事や魚、キノコ、大豆たんぱくをよく摂る、脂肪や肉類はちょっと控え目にするなど一般的に知られている事が多いと思う。最近ではご飯やうどん、じゃがいも等の炭水化物の摂り過ぎも注意が必要という話もよく聞きます。

しかし調理する油に関してはあまり話を聞かない、オリーブオイルがコレステロールの減少に良いという事位でしょうか。(オリーブオイルのそれについても本書では問題にとりあげられています)

この本を読んで私なりに参考になった事は、リノール酸の多い油を摂り過ぎない事、白身魚をよく摂る事、α-リノレン酸の多い油を選ぶ事。そして何より油を使った料理より日本食に多い煮炊きする調理をメインとする事です。

食事の内容は脳梗塞や心筋梗塞、がん等の病気に少なからず影響していると思われます、自分で注意できるところは意識して気を配ることも予防の一環ですね。

 

引き寄せの法則

2012年4月28日 土曜日 投稿者:nobu

〝引き寄せの法則″関連の本を読んでいて色々参考になる考え方に出会えます。

引き寄せというと、とにかく常に「そう成りたいや欲しい物のイメージ」を強く思い続けていれば向こうからそれが引き寄せられてくる。というように思われているのではないでしょうか?確かにそれも一端にはありますが、重要なのは「自分が心の底からどう感じていてその感じ方にあった思いを持って、さらにはその思いに一致した行動がとれて」こそ、その思いに合った状況や物が引き寄せられてくる、といいます。

例えば「自分は常に体調が悪いと感じていて、健康になりたいと思いながら、トレーニングやサプリメントなど色々試す」場合など、常に自分に感じている思いが不健康というところでなかなか健康は引き寄せられてこないといいます。通常感じている思いと思考や行動が一致していないのが問題だといいます。ではどうすればいいのか?まず感じ方を不調な部分ではなく、「不調ながらも健康な状態を維持してがんばっている免疫や臓器、細胞などを感じ、その他にも体のなかの健康な部分を感じる事から始め、もっと健康になるイメージを持って何を行動していくかを考えるプロセスが大事だといいます。

病気でつらい状態の時、健康を感じることは非常に難しい事ですよね。以前アメリカで難病を笑って過ごす事で克服した有名人の話が話題になりました。笑いによって免疫のバランスがとれるようになったからだといわれていますが、私はそこに引き寄せの考え方も当てはまるように思うのです。難病で、そのつらさを感じているのではなく、意識をそらして楽しく笑える事をみつける。そしてその楽しく感じている心の状態で治療に取り組んだことで、楽しさと同質の健康が引き寄せられた。

「引き寄せ」というとオカルトっぽく思われがちですが、上述のように〝感じている思いと思考と行動を一致させる事で願いが引き寄せられてくる″という考え方は、スポーツにも仕事にも生活でも使える気がします。怒りながら運転してたら事故にあいそうになったとか、逆に楽しみながら仕事に集中できたら上手くいったなんて経験ありませんか?日ごろの自分の感じ方意識してみるのもいいかもです。