擬声語「オノマトペ」の効果

2012年7月1日 日曜日 投稿者:nobu

先日あるテレビ番組で、擬音語や擬声語を表す「オノマトペ」を使ってゴルフのスイングが良くなったり跳び箱がとべるようになったり固いびんの蓋が開けられたりする放送をやっていた。こういう事を研究している人もいるのだと感心した。ゴルフスイングの時「すー」で上げ「があああー」と思いっきり叫びながらボールを打つ事で飛距離がのびるらしい。「すー」はスピードを出すのに有効で、「があああー」は一気に力の解放するのに効果があると解説していた。私も学生時代に柔道で、投げ技の時「すー」と発していたが、自然に「オノマトペ」を使っていたようである。ただ、私のそれは「すー」でスピーディーに相手のふところに入るのだが、「があああー」に通じる気合いがなかったのでパワー不足で投げるところまでいかなかった事が多かったように記憶している。そのころこれを知っていれば応用できたかもしれませんね。

「オノマトペ」の効果は゛脳の雑念を上手くはずす事で、本来の小脳の担っている運動性を発揮できるという事らしい。勝敗や失敗への不安など結果にとらわれすぎると本来の実力が発揮できない事が多いようです。「オノマトペ」は案外、これから応用が広がるかもしれませんね。

 

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