先日BSの報道番組でサイトカイン療法の内容を放映していました。
サイトカインは細胞間でやり取りする情報分子です。ホルモンもそのような働きがありますが、たとえば膵臓のホルモン(インスリン)が全身の筋肉などの細胞に働き掛けるのに対しサイトカインはもっと近い細胞間の、例えば免疫の司令塔の細胞が細菌を攻撃する実戦部隊の細胞に命令する情報のやりとり等を行うのがサイトカインという物質といわれます。
今回の放送では幹細胞を移植するのと同等の効果がサイトカインの投与で得られる可能性があり、患者さんのリスクも少ないといいます、サイトカインを投与する事で患部にその人の体内の幹細胞が集まり正常な組織を形成するそうです、これから治験の段階に入りそうな内容でした。
先日のIPS細胞でのノーベル賞といい、これからの医学は大きく変わる気がします。10年後などずいぶん様変わりしているのかもしれません。
我々のAST気功でも数年前から遺伝子療法を実施しています、あくまで気の領域での施術ですのでリスクはまったく無いのですが、気のレベルの幹細胞を炎症などの患部に集めて正常細胞への変化を促すやり方です。大変高度な意識の集中が必要で、気功修行年数の多い気功師しか使えないという技法です。
現代医学の進歩と同様に気の技術も常に時代に遅れないよう進歩、研究が必要と考えます。