2013年4月 のアーカイブ

言葉が人生を方向づける

2013年4月25日 木曜日 投稿者:nobu

先日テレビ番組で、ある有名人(オリンピックメダリスト)が講演会で話した内容のなかに〝なるほど”と感じる事があり、ここに書いてみたいと思います。

人生上のけがや病気など、何か自分に起きる出来事などに対し「なんで・・・」と考えていると、どんどんマイナスの方にいってしまう、だから「せっかくこうなったんだから」と前向きに考える癖をつけるといいよ、というような内容でした。

人は物事を認識する時、頭の中の言葉で考えるといわれます。そしてその言葉に対する個人のイメージや感じ方が在り、それが行動や発する言葉に影響し、さらには行動の結果の人生の状態になっていくと思います。

たとえばかつて難病だった〝結核″という病名を明治時代の人が聞くのと、克服した現代人が聞くのとでは、その言葉からくる心と体への反応はかなり違うはずです。病気そのものも怖いのですが、言葉からくる不安感などは比べものにならないと想像できます。

普段から自分がマイナスに感じる〝言葉″は使わない(頭の中でも、口から発する場合も)。自分が経験する人生も、先ほどの話のように「なんでそうなっちゃったのか」と考えるより「せっかくこうなったのだから」と受け入れて前に進むのもいいかもしれない。これは人智の及ばないような境遇にはいいと思う(例えば天候とか、運命的なもの事などに対して)

ただ、自分の過失や思慮が足りなかった結果に対しては〝なんでそうなったのか″しっかり反省して対策をこうじるのも必要ですがね。

考える言葉や使う言葉は無意識の領域が多く、それをあえて意識的に(プラスのものに)修正して変えていければ人生も変わるかもしれません。

 

セロトニンについて

2013年4月10日 水曜日 投稿者:nobu

セロトニンという物質は脳の〝橋”という部位で主に産生されています。この物質が不足するとキレやすくなったり、うつ状態になりやすいといわれます、又睡眠物質のメラトニンはこのセロトニンが変化したものであり、セロトニンの不足により不眠にもなりやすくなるようです。

なぜ不足するのか?一つはストレスによる脳の機能低下、又食生活の乱れからくる栄養のバランスの悪さも考えられます、というのはセロトニンは食事の中のアミノ酸ビタミンから合成されるようで、その材料の過不足の影響がありうるわけです。

AST気功では不眠うつ社会不安などの施術の一つとして、頭部の脳幹や橋のセロトニンの分泌を正常化する為の気功を行っています。不眠の方でも施術中には眠くなるケースも多く、又セロトニンの分泌を促進する為なのか理由ははっきりしませんが、便秘が解消する人もあります。腸には多くのセロトニンが存在するという話もありますので、関連があるのかもしれません。

脳や腸の状態を健康に保つ事は病気予防の重要なポイントだと考えます。