慢性腰痛

2015年7月14日 火曜日 投稿者:nobu

先日のNHKスペシャルをご覧になった人は多いのではないでしょうか、原因不明の長引く慢性腰痛の原因の一つとして、脳のDLPFCという部位の活動低下が疑われるという内容でした。そしてその対策として、痛みへの恐怖を和らげる為のビデオを見せる事や反る動作を行う事、専門家の認知行動療法をうけるなどがありました。

DLPFCは以前うつ病の原因部位としてもクローズアップされておりました。脳の左前にある背外側前頭前野というのが日本語ですが、うつ病でもこの部位が活動低下しているようです。

もう一つ脳にある、痛みを和らげる部位として側坐核という場所の活動低下も指摘されておりますね。

当院でも数年前から慢性痛の患者さんに対しては頭部の気功の施術も行っています、頭がスッキリするとか疲れがとれたなどの感想をいただきますが、実は患部の痛みの緩和にも役立っているのです。

 

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