2012年8月 のアーカイブ

患者さんの表現を理解する

2012年8月26日 日曜日 投稿者:nobu

当院におみえに成る、御老人の男性が「手が痛い」との症状をうったえておられました。何回か施術する内、皮膚のかゆみが強い(昔から時々かゆくなった)というお話もあり、痛いと言われる表現の意味している状態が必ずしも私の経験的に認識している痛みとは同じでないのかもしれないと感じた。

人は主に言葉でコミュニケーションしておりますが、同じ単語であっても経験の違いでイメージしている内容が多少違っている事を知っていなくてはいけないと思います。特に、年齢や地域の違い、男女差などで、そこにギャップがあるのかもしれません。

先の患者さんの話に戻りますと、「痛い」といわれる状態が、強いかゆみを意味している可能性もあります、若干認知症の傾向もありますので聞いても「よくわからない」といわれてしまい、こちらが察していくしかないのですが、〝言葉の表現は人それぞれだ″と感じたケースです。

 

脳の老化と生きる目的

2012年8月16日 木曜日 投稿者:nobu

米国の報告から、高齢者の゛脳の老化と認知機能の調査″で、「生きる目的」の強いグループとそうでないグループを比較し、脳の認知機能の検査と病的な器質的変化を追跡して調べた結果

「生きる目的」の強い弱いにかかわらず、脳の器質的変化は同じように確認できたが、認知機能については「生きる目的」が強いグループのほうがあきらかに低下が少ない、つまり頭がしっかりしているという事のようである。

今回の報告に関連して思いだすのは、以前聞いた話で〝ある高齢の女性(シスターだったと記憶しています)が毎日の決まった仕事を、日々生きがいを持ってまっとうし、最期まで頭もしっかりしていたということから、死後脳の状態を調べたところ、明らかにアルツハイマー病の状態であった″という話であった。

又、有名な高齢のスキーヤーが「生きるのが目的ではない、大好きなスキーをやりたいから生きたいのだ」というような話を何かで読んだのを思い出します。その方も100歳くらいでもしっかりされていたと思います。

いずれにしても大事なのは〝目的意識″のようですね。自分から、「それがしたい」と強く思える何かを持つべきですね、しかも自他ともに活かす事なら最高です。私もそう在りたいと思います。

スマートホン

2012年8月8日 水曜日 投稿者:nobu

今回のテーマは、私的な内容です。

時節に乗って先日、携帯電話をスマートホンに替えてみました。現在の感想はやはりバッテリーの持ち具合が短い事、バーコードリーダーなど携帯電話に普通についていた機能がダウンロードを要する事、未だスピーディーにキー操作できない事などのちょっと不便を感じるところもあれば、メールの見やすさ、インターネットの検索の面白さ(ボイス機能は便利!)など便利な面もあり、という感じです。

これからホームページやブログへの写真や記事の編集などに活用を勉強していかなくては(これが一番の目的)

スマホの為にwi-fi環境を整えたり、色々変化を感じる今日この頃です。