FDA(米食品医薬品局)は2018/6月までにトランス脂肪酸を食品添加物から全廃すると発表しています。
トランス脂肪酸は、かねてより心臓病や肥満との関連が指摘されており米国では控える動きが広がっていたわけで、ついに全廃となるようです。
トランス脂肪酸はマーガリンやショートニング、ファットスプレッドなどパン、菓子、ケーキ、インスタント食品、オーブン食品などに幅広く使用されています。今回の全廃による食品産業への影響はかなり大きいのではないでしょうか、まあそれは米国の話ですが。
日本ではトランス脂肪酸の摂取量が少ないとの理由で現段階で規制は無いようですが、個人レベルで上記のような食品を多く摂っている人もかなりいると思います。
私的には、基本的に加工食品でなく、生の食材から作る手料理を食す事や加工物でも使用原材料を見て確認する様にしています。ただ、あまり神経質になるとストレスですので、トランス脂肪酸はなるべく避けるという程度です。
食事の内容は健康に大きなウエートを占める要素ですので嗜好に執着せず、変えるべきは変えていくスタンスも大切かと考えます。