‘耳より健康話’ カテゴリーのアーカイブ

最適な睡眠とは

2015年7月6日 月曜日 投稿者:nobu

GUM13_CL10029先日、睡眠に関する専門の医師の講演を聴いてきた。眠れない事にとらわれすぎないで、病院に行く前にまず生活習慣を見直す事の重要性を感じる内容でした。

  • 睡眠ホルモンのメラトニンは夕方から出始めるので夕方(3時位)以降に寝すぎると夜が眠れなくなる
  • 昼寝を30分程度行う事はおすすめ、但し布団でなく椅子やソファーなどで。
  • 寝る前にテレビやスマホなどの光を目に入れすぎない、特に最近のLEDはかなり強い光となるので控えるのが肝要
  • 体温低下によって眠気がくるので風呂に入る時間を寝る時間の1~2時間前に調整してみる
  • 布団に入るのは眠くなってからとする(布団の中で眠れず悶々としている時間が長いと不眠になりやすい)
  • 朝起きたら目にしっかり光をいれる

まずは上記のような注意点を見直してみることが大切です。睡眠の質が低下することは他の病気の原因にもなっているといわれますので日々の快眠につなげたいものです。

最後に睡眠薬の話も色々ありましたが、即効性を求めるあまり簡単にそれに頼ることは避けるべきということです。できることならまず習慣の改善の工夫からですね。

 

 

ウォーキングで脂肪肝改善

2015年4月20日 月曜日 投稿者:nobu

私の毎朝の日課の一つにウォーキングがあります。速足で約40分歩きます、小雨程度なら傘をさして実施します。程よい汗がかけます。

今月国内で出された論文のなかに早歩きを毎日30分以上続けると、内臓脂肪面積や血中の中性脂肪濃度が減少し、善玉コレステロールが増え、肝臓の脂肪蓄積を抑える働きが活発化する事がわかったといいます。

通勤などでもなるべく速足で歩く習慣をつけると健康管理に多いに役立つと思います。

歩く姿勢も重要で、猫背にならないようにし、目線を少し遠くに置き、肩甲骨を動かす意識で手を軽く振る、足幅は無理に広くしないで踵から自然に着地する感じですが、できれば足裏にかかる重さが(かかと→小指の根本→親指根本)を意識すると足を痛めずらくなります。

ウォーキングの継続は体力の向上や気分にも良い影響がでてきますよ!

アレルギーと皮膚バリアー

2015年3月11日 水曜日 投稿者:nobu

昨年の新聞記事に載っていたが、アレルギーになる原因の一つが皮膚のバリアー機能の低下にあるかもしれないという。

食物アレルギーにしても、最初は皮膚から侵入したアレルゲンが免疫を刺激する事から始まるという説が有力になってきているようだ。

そして皮膚のバリアー機構を改善することでアレルギー症状の緩和や治癒をめざす研究も始まっているとの事です。

研究を待たずとも日々できる事はあると思います、入浴時に石鹸等を必要以上使わないとか、あまりゴシゴシ洗わない。食事でもビタミンをしっかり摂る。日光を浴びすぎない等皮膚にやさしい生活を心がけましょう。

我々の気功でも皮膚の施術があります、皮膚の血流や皮膚細胞を活性化する事で弱った皮膚を回復させていきます。

間食を控える事の意義

2015年1月16日 金曜日 投稿者:nobu

間食はエネルギー過剰を招くばかりか虫歯の原因ともなります。

口の中は食事をすると細菌の活性化で酸性に傾き、虫歯になりやすい状態となりますが唾液の作用でしばらくすると中和されます、そして再石灰化が起こり健康な状態を保っています。

間食が多いと口の中の酸性状態が頻繁となり虫歯が進行しやすいといわれます。

虫歯や歯肉炎は全身の病気や免疫に影響していますので、日ごろの保全が大切です。

 

C型肝炎新薬

2014年9月12日 金曜日 投稿者:nobu

ウイルス性肝炎のC型肝炎の新しい薬が来年にも使われるようになるかもしれません。

従来のインターフェロンなどを使った療法よりも治療期間も副作用も少ないようで、期待がひろがります。

C型肝炎は肝臓の細胞がウイルスがいる事により自己免疫の攻撃対象になり炎症が持続する病気です、長い年月をかけて肝臓の状態を悪化させます。

我々の気功でも施術対象ですが、肝臓の炎症や悪化を抑えるのが目標となります。残念ながらウイルスの除去は難しく、薬での除去が期待されます。ただ、薬による副作用の軽減は気功で施術可能ですので患者さんのQOLには貢献できると思います。

尿漏れ、頻尿

2014年8月27日 水曜日 投稿者:nobu

先日放送のテレビ番組で尿漏れや頻尿が脳(前頭葉)の脳梗塞から起こることもあるという内容でした、観た方も多いと思います。

実際どの位の比率の方が対象となるかわかりませんが、症状があれば病院で脳検査や血液検査をしてみるのも良いかと思います。

特に脳梗塞は高血圧や脂質異常、高血糖と関係が高いといわれますので、そういう人は要注意です。

ところで気功の治療でも尿のトラブル改善の施術を行っています、膀胱や腎臓を主に施術し改善の取り組みをするのですが、前述の

ような脳の状態が関係している場合そちらの施術も合わせるとよいかもしれません、AST気功は血液血管への効果が出やすいのが特徴です。

 

 

植物油を考える

2013年8月6日 火曜日 投稿者:nobu

最近〝本当は危ない植物油”という書籍を読みました。長年薬学分野で研究された方の本で、植物油の種類別にこれまでの論文などから問題点や逆におすすめの油などまで、消費者が知っておくべき内容だと感じた。

今まで食事の内容に関しては、色々な種類の野菜を多くとる事や魚、キノコ、大豆たんぱくをよく摂る、脂肪や肉類はちょっと控え目にするなど一般的に知られている事が多いと思う。最近ではご飯やうどん、じゃがいも等の炭水化物の摂り過ぎも注意が必要という話もよく聞きます。

しかし調理する油に関してはあまり話を聞かない、オリーブオイルがコレステロールの減少に良いという事位でしょうか。(オリーブオイルのそれについても本書では問題にとりあげられています)

この本を読んで私なりに参考になった事は、リノール酸の多い油を摂り過ぎない事、白身魚をよく摂る事、α-リノレン酸の多い油を選ぶ事。そして何より油を使った料理より日本食に多い煮炊きする調理をメインとする事です。

食事の内容は脳梗塞や心筋梗塞、がん等の病気に少なからず影響していると思われます、自分で注意できるところは意識して気を配ることも予防の一環ですね。

 

良く噛む事は糖尿病の予防につながる

2013年7月26日 金曜日 投稿者:nobu

最近出された論文に、咀嚼の回数と糖尿病リスクの調査結果があった。

それによると、食事における咀嚼回数の少ない集団に対し咀嚼回数の多い集団は糖尿病のリスクが半減するという事である。

食事の際に「よく噛みなさい」と言う事は、昔から一般的に知られているが、今回の報告では統計的にも良く噛んだ方が糖尿病予防になるという事である。

しかしなかなか習慣をなおすのは難しと感じます、おなかがすいていると、つい早食いになってしまいます。するめのように良く噛まないと飲み込めないという食材だと噛むのですけどね・・・。

参考ですが食物を口に入れたら箸をおき30回数えるという方法があります、これでダイエットにも成功した例もあるようです。

日焼け止めクリームは皮膚の老化を防ぐ

2013年7月17日 水曜日 投稿者:nobu

最近の海外の論文から、〝日常的に日焼け止めクリームを使っている群はたまに(必要時)しか使わない群に比べて皮膚の老化が24%抑えられている”という事です。

外に出る機会の多い方は日焼け止めを習慣にするといいようですね、ちなみに効果的な日焼け止めクリームの塗り方は、一度皮膚にのばして塗り、チョット乾いたら二度目はその上から、ポンポンと軽くたたくような感じで塗るのが効果的と聞きました。私も庭で家庭菜園の折には試してみようと思います。

遺伝子の時代

2013年7月9日 火曜日 投稿者:nobu

先日NHKでやっていた番組、遺伝子で病気のリスクを判定し、かつ病気になっても原因遺伝子に対する治療をしていく事例の紹介など興味深いものがあります。

チョット前にハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが遺伝子検査で乳がんのハイリスクが判明し、乳房手術を行った事が話題となったが。医療がかなり変わってきた感がありますね。

これまで、暴飲暴食していても健康な人もいれば、健康に人一倍気を使っているにもかかわらず病気になってしまう人もあり、体質というのは平等ではないなと思っていましたが、遺伝子の段階で既にそのような違いがある事がわかってきたのですね。

しかし例え病気のリスクが高くても、発症しないための取り組み次第で健康をまっとうできる可能性もあるわけで、又そうしなくてはならないと思います。私どもの気功もそういう方向でも貢献できればと考えます。