小腸が弱ると尿酸値に影響

2016年10月11日 投稿者:nobu

国内の研究から、小腸の働きが弱ると尿酸値が高くなる事がわかったそうである。

小腸には腎臓と同様に尿酸を体外に排泄する働きがあり、炎症などによりその働きが弱ると尿酸値の値に影響がでるようです。

現状、腎臓などの病気が無い人の尿酸値の上昇の原因はハッキリしていないわけですが、小腸が一つの要因になりうるかもしれませんね。

私どもの気功では、尿酸値上昇に対する施術は、腎臓の機能改善や肝臓、血液の状態の改善などを主に取り組んでいます。今回の研究結果をうけて、小腸の状態改善も考慮する必要がありそうです。

睡眠時間の目安

2016年9月16日 投稿者:nobu

現在の睡眠科学では健康で長生きなら6~8時間、頭をすっきりさせたいなら7~9時間の睡眠が良いようです。

又健康で長生き、その上頭スッキリなら7時間がベストだそうです。

睡眠時間は長すぎても短すぎても支障がでる事が多く、自分のライフスタイルに合わせて一定のリズムを習慣にしたいものです。

ちなみに不眠症の人への気功治療は主に後頭部から行います、睡眠にかかわるホルモンがしっかり出て、徐々に眠れるように施術していきます。

シンクロ選手の特殊な脾臓

2016年9月15日 投稿者:nobu

オリンピックで盛り上がったシンクロナイズドスイミング、あの水中での過酷な運動は無酸素状態で驚異的である。

それを可能にしているカラダの仕組みがわかったといいます、それが脾臓という臓器、通常この臓器は古くなった血球(赤血球など)を壊す仕事や免疫に関係している。病気によって摘出してしまう人もいますね。

なんとシンクロの選手はこの脾臓が小さくなるといいます、小さくなって酸素をカラダに放出する事で水中での長時間の運動を可能にしているそうです。この仕組みはイルカでも知られているそうで、まさに生命の不思議を感じます。

気功で薄毛はよくなるか?

2016年9月3日 投稿者:nobu

時々、患者さんから気功で薄毛は治りますか?と質問があります。私は「施術はしますが治るかはわかりません」と答えます。

施術といっても頭皮の血流に気を流して、血行を改善するのがメインです。ですので時間もあまり要しないのでサービスでチョット追加します。その結果はどうか・・・ずっと続けて施術する方がいないのでわからないのが実際です。メインの病気を改善するのが本筋ですので。

薄毛や抜け毛は遺伝や加齢、ホルモン、ストレス、食生活、頭皮のケアのやり方など様々な要素が影響しています。やはり血管や皮膚、免疫など体の状態が健康である事が第一です。頭の皮膚だけ別物扱いにしない事です。そこだけ過剰に脂分を取り除いたり、薬剤を投じたり、マッサージの刺激を与えすぎるのは疑問です。

野菜を作るとき土の状態を整えるのが大切である事に似た感があります。はえてくるものの状態はその大地の状態を反映しているのが自然の理と思います。

 

肺がん、たばこを吸わない人も注意

2016年8月24日 投稿者:nobu

国立がん研究センターなどのチームが、科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表した内容から。

肺がんの中でも最も多い「肺腺がん」は、たばこを吸わない人も発症することが多い。今回遺伝子解析によって免疫に関与する遺伝子領域に特有のパターンを持つ人は、持たない人に比べ1.3倍程度がんになる危険性が高かったという。

私もたばこを吸わないので肺がんの心配はあまり感じていないのですが、今回の内容は遺伝も関係している可能性があるという事でチョット不安を覚えます。肺も定期的な健診は受けたほうが良さそうです。

禁煙以外、特にこれといった予防は無いようですがAST気功なら肺の予防的施術は可能です、私自身もこれからケアしていこうと思います。

緑内障と睡眠時無呼吸症候群

2016年8月5日 投稿者:nobu

最近医学誌オンラインに国内の大学から報告された医学研究の内容では、睡眠時無呼吸症候群が緑内障の発症にかかわっているかもしれないといいます。

緑内障は通常なんらかの理由から眼圧が上がってしまい、視神経を障害してしまう病気です。しかし日本では眼圧が正常でも緑内障を発症する人も多くいます。

今回の研究では無呼吸時に血液中の酸素濃度が低下し、それが視神経の障害に影響するのではないかと原因解明に期待が寄せられています。

当院では無呼吸症の気功治療は舌の筋力を強化する技法を中心に行っています、又緑内障に関しては眼圧を下げる技法を中心に取り組みます。今回の内容を受け両疾患を両方ともに考慮していく必要もあるかもしれません。

耳鳴りの気功治療

2016年8月1日 投稿者:nobu

耳鳴りは高齢の方に多いのは確かですが、最近では30代や40代といった若い人もおられます。耳鳴りには自覚的な耳鳴り他覚的な耳鳴りがあります、実際に音が無いのに音が聞こえてしまうのが前者、自分の血液の音や筋肉の収縮音などが聞こえてしまうのが後者です。

聞こえる音は、ジージー、キーン、ザーザーなど高い音から低い音まで人により様々です。よく金属音やせみの鳴き声などと表現されたりします。

原因は耳の病気によるものを除けば、耳の周りの血液の流れの乱れ、動脈硬化、疲労やストレス、加齢などと考えられますが最近は難聴との関連性も指摘されています。簡単に説明すると難聴により、脳は音をもっと聴こうとして感度をあげる、その為普通聞こえていない音まで認識してしまうという事です。GUM06_CL19010

実際私どもの治療では、耳鳴りの方への治療は、耳周りの血流の改善や音を伝える耳小骨、音を電気信号に変える蝸牛という箇所の活性化、その他脳全体の興奮を鎮める治療など織り交ぜて行います、つまり難聴の改善も行うわけです。

若くて耳鳴りがある場合はストレスの影響や、やはり難聴(イヤホンの使い過ぎなど)を考慮したほうがいいように思います。

通勤方法と生活習慣病リスク

2016年7月25日 投稿者:nobu

GUM11_CL03004国内の報告から、生活習慣病のリスクとして過体重、高血圧、糖尿病のそれぞれのリスクを通勤者のスタイル別に評価した結果、
最もリスクが高かったのが 自動車・オートバイ通勤 その次に徒歩・自転車通勤 最もリスクが低かったのが電車・バス通勤であった

徒歩・自転車より電車・バスの方が健康に良いという今回の結果はチョット意外ですね、最近やたらとウォーキングが推奨され、痴ほうの改善やストレス解消などにも効果があるといわれていますので。

細かく追及すれば、電車やバスでも立っている人と座っている人では違うでしょうし、徒歩や自転車もスピードや距離によって影響が違ってくると思われます。地方に住んでいるとどうしても自動車やオートバイの移動が多く、都会に行ったときの歩くスピードの速さに驚かされます。今回の結果だと都会人の方がちょっと健康かもしれませんね。

治療がすぐ効く症状

2016年6月28日 投稿者:nobu

無理な動作をして筋肉や腱などを痛めてしまう事があります。

例えば、筋力があまり強くない方が重い荷物を持って背中の肩甲骨のあたりを痛めるなどした場合、
おそらく菱形筋という筋肉か僧帽筋という筋肉がチョット炎症を起こしたような場合。

気功の治療は痛みのある部分の筋力を徹底して引き上げるように行います。意外に施術が終わったと同時に
痛みが解消している場合も多く、喜ばれます。

なるべく症状が起きてすぐに施術したほうが治りやすいようです。

酒は百薬の長か?

2016年6月11日 投稿者:nobu

GUM11_CL03091オーストラリアからの報告で、まったくアルコールを飲まない群に対し少量のアルコールを毎日飲んむ群の寿命への効能は差がないという事であり、むしろ飲酒量が増える程リスクが増えるという結果だそうです。

結論として、お酒やワインなどを少量なら薬になるのではないかといった飲み方には科学的な根拠がえられなかったという事である。

毎日おいしくお酒が飲めるというのは、そもそも健康だからであり飲んでいるから健康が維持できているわけではないという事である。

そんな私もアルコール類はきらいではないのですが、若い頃飲酒が過ぎて肝臓を病んだ経験があります、ビールを飲んでも味覚が変わり不味く感じられたのを思い出します。体とは上手くできているものだと思います。