一口に気功といっても多くの種類がある。私が学んでいる気功はAST気功といって病気への活用のみの気功技術であり、歴史的にもこの世界では新しい。気功には武道に用いるものもある、有名なところでは太極拳や少林拳などの中国武術や日本の合気道や剣術、空手などにも気の力を使う場合があるようである。わたしもかつて若い時分そんな力にあこがれて合気道を学んだ事もある、その時は気を気合や集中力のような解釈で教わったので実感は無かったがもっと時間をかけて深めていけば何かの感覚が得られたのかもしれない。宮本武蔵などのかつて武術や武道を命がけで極めた名人や達人が様々な気の感覚、技(相手の力を抜いてしまったり相手の動きを察して一瞬先に動く等はほんの一端であるが)を残しており現代にもそうした技を受け継ぐ人たちがおられるようでである。気の世界というのは医療的にも武道的にも知識を広げるのと違い技術を通して感覚を深めていくように高めていく要素が強いと感じます、そしてそこに更なる人の可能性を思うのであります。