血液中の極小物質

2012年7月21日 投稿者:nobu

先日テレビのサイエンス番組で、血液中の極小物質(メタボローム)を検出する事で病気の前段階の炎症などの情報を知り、早期の病気治療に有効となりうる、という放送をやっていた。

このメタボロームという物質は赤血球の1万分の1という大きさで、まさに極小といえる。これまでの検査の様に細胞が壊れてから出てくる物質ではなく、炎症段階で産生される物質があるようです。

何年か後には〝血液検査で○○病になる恐れがあるから経過を観ていきましょう″という感じの通院が増えていくのかもしれませんね。

ところで我々の気功でも病気の前の段階での気のマイナスを調べる技術を使って、施術の参考にしています。あくまで参考の検査であり精密なものではありませんが、肉体の悪化の前に現れる気の状態の変化をとらえるもので、訓練によって精度をあげていきます。

最近はサイエンスの世界も、どんどん小さな領域の発見や活用が盛んになってきている気がします、いずれ気も、もっと解明されるかもしれませんね。

熱中症対策

2012年7月11日 投稿者:nobu

季節がら専門家による熱中症についての記事が新聞に掲載されていたので、要点をピックアップしてみます。

熱中症とは、高温多湿な状態で体内の水分と塩分のバランスが崩れたり、体温調節がおかしくなったりして起きる障害。

主な症状は ①手足の筋肉のつり、こむら返り失神疲労感、頭痛、吐き気言動がおかしい など

対策としては、こまめな水分補給、但し大量に汗をかいた場合は塩分が少なくなっているので、スポーツ飲料などの方が良いという。その他基本として、十分な食事と休養、睡眠が大切。

統計的に高齢になるほど発症率は高くなり、運動中や仕事場、家の中でもそれぞれ同じ位の割合で起きている。昨年聞いた話ではエアコンを掛けて寝るまではいいが、途中でタイマーで切れる設定にしていて夜中に壁や天井に残っている熱が再び部屋を暖め、熱中症になってしまうケースも記憶している、気をつけましょう。

 

 

 

 

 

擬声語「オノマトペ」の効果

2012年7月1日 投稿者:nobu

先日あるテレビ番組で、擬音語や擬声語を表す「オノマトペ」を使ってゴルフのスイングが良くなったり跳び箱がとべるようになったり固いびんの蓋が開けられたりする放送をやっていた。こういう事を研究している人もいるのだと感心した。ゴルフスイングの時「すー」で上げ「があああー」と思いっきり叫びながらボールを打つ事で飛距離がのびるらしい。「すー」はスピードを出すのに有効で、「があああー」は一気に力の解放するのに効果があると解説していた。私も学生時代に柔道で、投げ技の時「すー」と発していたが、自然に「オノマトペ」を使っていたようである。ただ、私のそれは「すー」でスピーディーに相手のふところに入るのだが、「があああー」に通じる気合いがなかったのでパワー不足で投げるところまでいかなかった事が多かったように記憶している。そのころこれを知っていれば応用できたかもしれませんね。

「オノマトペ」の効果は゛脳の雑念を上手くはずす事で、本来の小脳の担っている運動性を発揮できるという事らしい。勝敗や失敗への不安など結果にとらわれすぎると本来の実力が発揮できない事が多いようです。「オノマトペ」は案外、これから応用が広がるかもしれませんね。

 

睡眠は嫌な記憶と感情を保持する

2012年6月30日 投稿者:nobu

海外の研究から、゛睡眠が嫌な出来事の内容の記憶だけではなく、その時抱いた感情をも保持してしまう″ということが新たにわかったと発表した。つまり嫌なことは早く寝て忘れようというのは、どうも違うようだ。私もこれまで嫌なこと(早く忘れてしまいたい)があったら早く寝るようにしていましたが、これまでの人生ではそれらがトラウマになった感じはありません。実際トラウマになる程の内容だったかといえば、とるに足らない事がほとんどではありましたが・・・。只、強いインパクトのある゛家族が病気で倒れた″とかいう時は生理的に眠れなくなった事が何回かあり、事が落ち着いてから寝たように思います。人間って精神をマイナスな記憶から守る為に自然に防衛しているのかもしれませんね。

長生きの秘訣

2012年6月23日 投稿者:nobu

私の住む静岡県の調査発表から、長生きの秘訣の3要素として「適切な運動」「栄養」「社会活動への参加」を満たした人はそうじゃない人に比べて、死亡率が51%減少するといいます。具体的には、①週5日以上歩く②肉、魚、大豆、卵を含むおかずを1日3回以上食べる ③町内の作業やボランティア活動に週2回以上取り組む というもので、特に③がカギを にぎるそうです。人間はやはり社会的な生き物なのですね、社会のなかで何がしら゛役割″を感じて生きがいを持つのかもしれません。私のまわりでも生涯現役で仕事する人に若々しい元気な人が多い気がします、見習いたいものです。

コーヒーを飲むと死亡率が低下

2012年5月26日 投稿者:nobu

ニューイングランド医学誌に掲載された内容から。゛1日当たりに飲むコーヒーの量が多い程、死亡率は低下する″という報告がなされた、コーヒーは糖尿病や肝疾患の予防に効果があるというのは既に知られているが寿命を延ばす効果もあるようです。只、私個人的には多く飲めば手放しでいいとも言えないと思いますので、好きならば程ほどに飲めばよろしいのではないでしょうか?ちなみに私はドリップコーヒーやインスタントを一日2~3杯飲んでおりますが、体調によっては受け付けない日もあり、そんな時は日本茶や白湯のほうが飲みやすかったりします。最近三重県の伊勢市のおかげ横丁というところにある喫茶店で購入したドリップコーヒーが飲みやすくてマイブームになっております。

ちなみにコーヒーが健康にいいからと言って砂糖入れ過ぎは禁物ですね。

病気に対してどの方向性で勝負するのか?

2012年5月23日 投稿者:nobu

今日はちょっとした考え方なのですが。病気を克服していく場合、どんなやり方でその改善を目指すのか?という事を考える必要があります。病院の西洋医学、漢方、鍼灸、整体、気功、食事療法、運動療法、祈り・・・数多くの療法のどの方向性でアプローチするのが最もリスクが少なく効果的なのか?という思考が必要です。病気によって様々な治療法ごとに得て不得手があります。西洋医学は科学的でそれ以外は全部非科学という訳ではなく、まして人間自体科学的な生物といいきれない神秘の部分がまだまだ多くあり、だからこそどの方向性で改善を目指すのが一番いいのか可能性は幾つかあるはずです。世の中に色々な療法が存在していますが、どれが正しくそれ以外偽者という見方ではなく病状によって最適なものはどれかと考え柔軟に活用していくのがいいのではないかと思います。

引き寄せの法則

2012年4月28日 投稿者:nobu

〝引き寄せの法則″関連の本を読んでいて色々参考になる考え方に出会えます。

引き寄せというと、とにかく常に「そう成りたいや欲しい物のイメージ」を強く思い続けていれば向こうからそれが引き寄せられてくる。というように思われているのではないでしょうか?確かにそれも一端にはありますが、重要なのは「自分が心の底からどう感じていてその感じ方にあった思いを持って、さらにはその思いに一致した行動がとれて」こそ、その思いに合った状況や物が引き寄せられてくる、といいます。

例えば「自分は常に体調が悪いと感じていて、健康になりたいと思いながら、トレーニングやサプリメントなど色々試す」場合など、常に自分に感じている思いが不健康というところでなかなか健康は引き寄せられてこないといいます。通常感じている思いと思考や行動が一致していないのが問題だといいます。ではどうすればいいのか?まず感じ方を不調な部分ではなく、「不調ながらも健康な状態を維持してがんばっている免疫や臓器、細胞などを感じ、その他にも体のなかの健康な部分を感じる事から始め、もっと健康になるイメージを持って何を行動していくかを考えるプロセスが大事だといいます。

病気でつらい状態の時、健康を感じることは非常に難しい事ですよね。以前アメリカで難病を笑って過ごす事で克服した有名人の話が話題になりました。笑いによって免疫のバランスがとれるようになったからだといわれていますが、私はそこに引き寄せの考え方も当てはまるように思うのです。難病で、そのつらさを感じているのではなく、意識をそらして楽しく笑える事をみつける。そしてその楽しく感じている心の状態で治療に取り組んだことで、楽しさと同質の健康が引き寄せられた。

「引き寄せ」というとオカルトっぽく思われがちですが、上述のように〝感じている思いと思考と行動を一致させる事で願いが引き寄せられてくる″という考え方は、スポーツにも仕事にも生活でも使える気がします。怒りながら運転してたら事故にあいそうになったとか、逆に楽しみながら仕事に集中できたら上手くいったなんて経験ありませんか?日ごろの自分の感じ方意識してみるのもいいかもです。

 

 

虫歯菌と大腸炎

2012年3月27日 投稿者:nobu

今日の新聞に載っていたトピックです。虫歯の原因菌「ミュータンス菌」の一種に感染すると潰瘍性大腸炎に罹患するリスクが4倍以上になるという事です。(26日付の英科学誌に発表された内容)現在まで潰瘍性大腸炎の原因は自己免疫異常といわれていますが、今回原因の一つが口腔内の細菌という事がみつかり、新たな予防や治療法につながるのかもしれません。やはり歯のケアは大切ですね。

 

緑茶で介護リスク低下

2012年3月24日 投稿者:nobu

前回の記事に続き今回も緑茶の話題です。高齢者において緑茶を飲む頻度が多い人ほど要介護のリスクが低減するという報告が米医学誌に発表された。それによると、緑茶を一日5杯以上飲む人で要支援1以上の要介護リスクは33%低下するという。今回の研究では緑茶が脳卒中や認知障害、骨粗しょう症への予防効果が機能障害のリスク低減に関与しているのではないかと考察しています。