27日の米医学誌に日米の共同研究として発表された内容から。膵臓でインスリンを分泌するベータ細胞がセロトニン(神経細胞で作られる化学物質)によって増殖するという。女性は妊娠に伴い、インスリンの効果が低下するが、セロトニンの作用によりベータ細胞が増殖して血糖値の上昇を抑えているようだ。セロトニンは脳幹のほう線核や腸管の神経細胞でつくられる。セロトニンの原料はトリプトファンという必須アミノ酸でビタミンB6によって合成されます、食材ではかつおやまぐろの赤身、肉類、大豆製品などに多く含まれる。セロトニン神経の活性化の為にはウォーキングや水泳などのリズミカルな運動の習慣と日光浴(短時間)がおすすめだという、さしずめ早朝30分程度のウォーキングが最適なのかもしれない。