‘気功の話’ カテゴリーのアーカイブ
2011年8月20日 土曜日
投稿者:nobu
最近知り合いが顔面麻痺になった、朝起きて顔の半分の筋肉が落ちていたらしく口や目の形があきらかに違っていた。一番困るのは、見た目と飲食物が口から落ちてしまう事のようでお茶もストローで飲んでいた。顔面麻痺の原因はウイルス感染や交通事故などといわれているが知人の場合、病院で検査しても原因不明であった(そういうケースも多いようである)。で、その知人は早速AST気功を受けている。施術としては耳の下あたりから目の上まで下から上にコロナという技術で気功を行い、かつ顔面神経へ気を流したり、顔面の筋力を気で引きあげる等のアプローチを行う。私が最初に見た時から3日位で見た目で分かるくらい改善していた。この気功を受けた人はほとんど元どうりの状態に戻るようである、もちろん症状が起きてからなるべく早い段階で施術できればであるが。
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2011年8月3日 水曜日
投稿者:nobu
突然起きる痛み、そんな経験はありませんか?朝起きたら首が痛い、庭仕事やったら急に腰が痛くなった、何か分からないけど手首が痛くなった、等など。理由は筋肉なのか神経なのか血管なのか?ケースバイケースですが。意外とこういった突然の痛みには気功で効果が出やすいことが多いのです(実感として)。多分悪い気の状態が不安定なのだと感じます。悪くも良くも傾きやすい、だからか自然に治ってしまう人もいますね。なかなか治らないようなら気功を受けてみるのも選択肢のひとつです。じゃあ気功ではどうやるのか?というと、まず患部のマイナスの気を取り除き、その部分の血流改善や筋力改善がメインの内容になります、他にも色々方法がありますよ。もちろん痛み具合が普通じゃないような場合はまず病院での検査をおすすめします。
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2011年7月24日 日曜日
投稿者:nobu
AST気功の技術は手の技術といわれています、習い始めは施術の手の使い方をひたすら練習していきます、そしてベテランになる程に手の動きや雰囲気が変わってきます。慣れてくると正確な手の形を意識しなくても無意識にできるようになり、その分意識は患部に集中できて治療効果が上がります。テニスなどで初心者はラケットを振ってボールに当てる事に精いっぱいで相手の動きやねらうポイントにまで気がまわらないのと同じで、基本を正確に繰り返す事で無意識にできるようになった時、つぎのステップにいけるようになります。気功では気の強さは意識の強さに比例しますので意識を訓練していく事が常に必要となります。
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2010年9月28日 火曜日
投稿者:nobu
AST気功は一日何人治療してもあまり疲れない、むしろ気功師の気も活性化し元気である。ただ、患者さんとのコミュニケーションや施術への集中で脳が疲れる感はあります、そして甘いものについ手が出てしまうのは私だけなのか、そこは定かではありませんが。これはよく患者さんに聞かれる質問で”疲れませんか?”と、気功は全身全霊を込めて疲れるイメージがあるのかもしれません。
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2010年8月10日 火曜日
投稿者:nobu
一口に気功といっても多くの種類がある。私が学んでいる気功はAST気功といって病気への活用のみの気功技術であり、歴史的にもこの世界では新しい。気功には武道に用いるものもある、有名なところでは太極拳や少林拳などの中国武術や日本の合気道や剣術、空手などにも気の力を使う場合があるようである。わたしもかつて若い時分そんな力にあこがれて合気道を学んだ事もある、その時は気を気合や集中力のような解釈で教わったので実感は無かったがもっと時間をかけて深めていけば何かの感覚が得られたのかもしれない。宮本武蔵などのかつて武術や武道を命がけで極めた名人や達人が様々な気の感覚、技(相手の力を抜いてしまったり相手の動きを察して一瞬先に動く等はほんの一端であるが)を残しており現代にもそうした技を受け継ぐ人たちがおられるようでである。気の世界というのは医療的にも武道的にも知識を広げるのと違い技術を通して感覚を深めていくように高めていく要素が強いと感じます、そしてそこに更なる人の可能性を思うのであります。
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2010年6月7日 月曜日
投稿者:nobu
AST気功では治療師の手をつくるべしと言われる。この気功は手技による施術なのであるが普段の手を使った行為のなかには無いような注意点がいくつかあり、それをマスターしていく必要がある。又力をぬく事がとても重要で、完全にぬくのは思っている以上に難しいものである。施術を受けてみるとわかるのだが、初心者とベテランの違いのひとつに、触られている手の柔らかさがあるようにも思う(これは個人的感想だが)。いろいろな分野の職人さんがその技術特有の手の感覚と動きを持つように、AST気功にも独特の手があるように感じる。
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2010年6月5日 土曜日
投稿者:nobu
気功においても集中力が結果を左右するひとつの要素となる。話ながら患部を治療するのと治療行為そのものに集中している時では意識の量が違うからである。又結果へのこだわり、治す事への執着はやはり集中を曇らせる。スポーツの試合で勝利目前でそれにとらわれてしまい力が発揮できなくなってしまうのに似ている。幕末の剣豪の山岡鉄舟が如何したら剣を極められるかの問いに行為そのものに集中すること、といった話を何かで読んだが気功においても同じと思う。又日常の中に極意のヒントがあるもので、車の運転は理想的な集中力の訓練となるように思う。特に細い山道の運転では高い集中力が必要で、目先ばかりに集中していてはだめで遠くを見ながら対向車の予測をしつつ目先に注意を払うという広い視野をともなった集中力が鍛えられる。大切な事は自分の意識がしっかり対象をとらえていることで対象のものや雑念にこちらの心がとらわれないようにする事だと感じる。
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2010年5月21日 金曜日
投稿者:nobu
気功を行う時に意識が重要となる、気功レベルは意識レベルと連動するといわれる。初心者の時にはなかなか上手くできないものである、難しいのは五感で上達が計れないことではないだろうか。例えばピアノのレッスンであれば上手くなればなっただけ聴けばわかるしスポーツも上達がすぐ記録や勝敗に表れてくる。ところが気功の意識の上達はなかなか計れない、結局気功の場合は相手の症状が取れるか、病気が改善するかどうかが上達を計るところなので長期的にそれで確認していく事になるのである。地道に基本を積み重ねるのが上達への最も近道なのは他の芸道と共通する処かもしれない。
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2010年5月7日 金曜日
投稿者:nobu
私たちが行うAST(エイエスティ)気功はアストカイロ気功の略称で日本生まれの気功療法です、この気功を修行する仲間内では”アスト”なんて簡略化して呼ぶこともありこのブログの名称にそれをちょっと使っているわけであります。AST気功は気を実感できるエネルギーとしてとらえ、施術者の意識によってそれを操縦するテクニックです、例えば患部の血流を意識してそこに気を流していき肉体の状態の変化を促すといった具合にです。患部をどのような形で改善するべきかはある程度の生理学的な考え方をもとに様々な技法を使っていきます。と・・・ちょっと堅い話になっちゃいましたが、私が最初のころに実感した体験を少しお話します。かつて私はときどき頭痛に苦しめられ、その都度市販の頭痛薬を使って治めていたのですが気功を始めてからは、頭痛が起きた時その部分を自分でなでるような形で施術していくとだんだんその痛みが取れていくのが実感できるようになったのです。この取れていく感じがあまりに自然なのでびっくりはしないのですが実際楽になるのです、しかもその後それを繰り返していくと頭痛が起きなくなったのです、おそらく血流が改善されたと思うのですが。今これを書きながらも当時(10年以上前)よく頭痛があった事を思い出す位で、人間とは症状が無くなるとそれを忘れてしまうものですね。しかしなぜ頭痛がなくなったか?まさに気のせいと思える当初の体験でした。
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