‘耳より健康話’ カテゴリーのアーカイブ

長生きの秘訣

2012年6月23日 土曜日 投稿者:nobu

私の住む静岡県の調査発表から、長生きの秘訣の3要素として「適切な運動」「栄養」「社会活動への参加」を満たした人はそうじゃない人に比べて、死亡率が51%減少するといいます。具体的には、①週5日以上歩く②肉、魚、大豆、卵を含むおかずを1日3回以上食べる ③町内の作業やボランティア活動に週2回以上取り組む というもので、特に③がカギを にぎるそうです。人間はやはり社会的な生き物なのですね、社会のなかで何がしら゛役割″を感じて生きがいを持つのかもしれません。私のまわりでも生涯現役で仕事する人に若々しい元気な人が多い気がします、見習いたいものです。

コーヒーを飲むと死亡率が低下

2012年5月26日 土曜日 投稿者:nobu

ニューイングランド医学誌に掲載された内容から。゛1日当たりに飲むコーヒーの量が多い程、死亡率は低下する″という報告がなされた、コーヒーは糖尿病や肝疾患の予防に効果があるというのは既に知られているが寿命を延ばす効果もあるようです。只、私個人的には多く飲めば手放しでいいとも言えないと思いますので、好きならば程ほどに飲めばよろしいのではないでしょうか?ちなみに私はドリップコーヒーやインスタントを一日2~3杯飲んでおりますが、体調によっては受け付けない日もあり、そんな時は日本茶や白湯のほうが飲みやすかったりします。最近三重県の伊勢市のおかげ横丁というところにある喫茶店で購入したドリップコーヒーが飲みやすくてマイブームになっております。

ちなみにコーヒーが健康にいいからと言って砂糖入れ過ぎは禁物ですね。

虫歯菌と大腸炎

2012年3月27日 火曜日 投稿者:nobu

今日の新聞に載っていたトピックです。虫歯の原因菌「ミュータンス菌」の一種に感染すると潰瘍性大腸炎に罹患するリスクが4倍以上になるという事です。(26日付の英科学誌に発表された内容)現在まで潰瘍性大腸炎の原因は自己免疫異常といわれていますが、今回原因の一つが口腔内の細菌という事がみつかり、新たな予防や治療法につながるのかもしれません。やはり歯のケアは大切ですね。

 

緑茶で介護リスク低下

2012年3月24日 土曜日 投稿者:nobu

前回の記事に続き今回も緑茶の話題です。高齢者において緑茶を飲む頻度が多い人ほど要介護のリスクが低減するという報告が米医学誌に発表された。それによると、緑茶を一日5杯以上飲む人で要支援1以上の要介護リスクは33%低下するという。今回の研究では緑茶が脳卒中や認知障害、骨粗しょう症への予防効果が機能障害のリスク低減に関与しているのではないかと考察しています。

糖尿病の予防としてのお茶

2012年3月7日 水曜日 投稿者:nobu

新聞に載っていた最近のお茶の研究の話題から。食後の血糖上昇により活性酸素が生じ、これが体内の肝臓や脂肪組織などの炎症を進行させると考えられているが、お茶に含まれる茶カテキンが抗酸化作用を発揮し、このような炎症の進行を食い止めインスリンの作用を助けることにつながり、糖尿病の発症を抑制させるという。私も食事の際に日本茶を多く飲む習慣が子供の頃よりありますが、今でも糖尿病にはなっておりません、〝意外とこの緑茶の習慣が効いているのかもしれない″と思います。

採血でがんのリスク判定

2012年1月15日 日曜日 投稿者:nobu

昨年から一部の医療機関で実用化されている検査方法で、採血して、その血液中のアミノ酸の濃度を測定解析し、がんの可能性を判定するというもの。この検査はAICSというもので、人間ドックなどで導入されているようです。この検査の大きな特徴として早期がんに対しての感度が高いらしい。

臓器に異常が起こると血液中の何種類かのアミノ酸(体を構成するタンパク質の元)の濃度の比率が変化する事を利用しこのような検査が有効であるそうだが、血液のバランスとは実に絶妙であると感じます。しかしガンがあるからアミノ酸のバランスが崩れるのか、バランスが崩れるからガンになりやすいのか?にわとりと卵のような疑問をふと思ってしまいました。

思いやり遺伝子

2011年12月11日 日曜日 投稿者:nobu

最近の医療ニュースから、人の思いやり行動に遺伝子が関係している事がわかったといいます。関係している遺伝子は、ホルモンであり神経伝達物質としての作用もある「オキシトシン」の受容体に影響を与える遺伝子で、それは共感性とストレス反応に関係しているそうです。そしてオキシトシン受容体の遺伝子型がそれぞれGG型、AG型、AA型の3つのうちのGG型のタイプを持つ人が最も思いやりのある行動をするらしいのです。思いやりは社会におけるコミュニケーションにおいて重要な要素です、例え遺伝子の型が違っても、それを超え身につけたいものですね。

おならでがんを発見!?

2011年11月24日 木曜日 投稿者:nobu

イギリスの科学雑誌「GUT」電子版に今年の8月号で発表された内容から。健康な人に比べ、大腸がんの患者のおならには「メタンチオール」と呼ばれるガスが多く含まれる事が明らかになったという、そしてこのガスはがんから発生している可能性が高いという事です。将来おならの分析をして大腸がんを早期発見できるようになるかもしれませんね。

尿意と集中力

2011年11月4日 金曜日 投稿者:nobu

オシッコを我慢しながら車の運転はしないようにしましょう!突然こんな話題で始めましたが、今年の9月に発表された、イグ・ノーベル賞の医学賞を受賞した内容が〝尿意が我慢の限界に近づき苦しい水準まで達すると、集中力の持続や作業記憶などの機能に大きなマイナスの影響が出る″というものでした。つまり車の運転や重要な決断、集中力を要する作業など行う際はオシッコを限界まで我慢しない方がよいようです。

色と健康について

2011年10月31日 月曜日 投稿者:nobu

色と健康は関係があるのでしょうか?例えば緑の色の多い部屋と赤の色の多い部屋に長時間居る事を想像してみてください、一般的には緑の多い部屋にいた方が落ちつくのではないでしょうか。落ち着いてリラックスできるという事は自律神経の副交感神経が優位になる事で、実際に体の中で神経やホルモンなどの環境に変化が起きているわけです。目で見た色によって脳は反応し体内環境に変化が起こる。血圧などもそうですね、白衣高血圧というのは有名ですが、医師や看護師さんの白衣の方の前で血圧を測ると必ず高い数値になってしまうそうですが、この場合は白色にある種の緊張感を感じてしまうのでしょうか?ただ、白というのは病気の人や弱った人にとって悪い色では無いようです、むしろ良い効果もあるといわれます。

日ごろ仕事などで疲れた時などは緑や茶色、水色などなるべく自然を感じる色使いが心身の癒しになるかもしれません。実際の森林浴を行う事で免疫力が高まるという話もあります、色によってなるべく自然に近づけて森林浴気分を味わうのも効果がありそうですね。最近はCDで鳥の声や虫の声などもありますのでそういったものも組み合わせるとよりリラックスできるかもしれませんよ。

色というのは決して馬鹿に出来ないと感じます。日ごろの服装や持ち物、部屋の配色など自分の心身への影響力を意識して使いこなすべき要素ではないかと思います。