力を抜くという事

2011年9月30日 金曜日 投稿者:nobu

体の力を抜くという事は、どんな世界でも上達に欠かせないポイントのひとつではないだろうか?力を抜くとは”ふにゃふにゃ”になるという事ではなく無駄な力みを取る事である。どんな事も大抵は当初緊張して体に余計な力が入ってしまうが、慣れてくるとコツをつかんで楽にできるようになり、自然と力みも抜けてくるものである。

気功も又然りである、気は力むと出が悪い!だからAST気功も当初から力を抜きなさいと教わる、しかしできるようになるには多少時間が掛る、やはり慣れも必要である。

又整骨関係の技術で患者さんの関節を少し動かしながら調整する場合も、こちらが力を加えてしまうと反発力で患者さんの体に力みが出てスムーズに動かなくなってしまう事もあり、当然治療効果も落ちてしまう。調整も力を抜いて行うのが肝要である。

そして基本の技術が力を抜いてできるようになって様々な患者さんへの施術をしていく中で、今度は気追いというのがあると、またこれが力みを生み気の出を弱めてしまう。

一番いいのは、全ての患者さんに淡々と平常心で施術できる事である。そして力の抜き方は関節を起点として抜いていくと上手くいく(私の実感ですが)、手首、ひじ、肩という感じ。メンタル的には雑念を持たない事が力を抜く事に関連していると感じます。

その辺りを考えて日々精進ですね。

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